あらすじ

化石燃料に替わるエネルギーの研究をする科学者が異次元世界に行き、そこから戻って来る物語。

感想

アメリカの知る人ぞ知る、知らない人は知らないコメディアン、ウィル・フェレル主演の恐竜をメインにしたコメディ映画。

ウィルの地声で観劇したかったため、字幕版で視聴(声も話し方も真面目だった)。

鳥類の巨大卵群の中にある「装置」を取りに行くとき、ウィルが巨大卵の群れを踊りながら通り過ぎていくのが面白かった(卵を刺激しないよう、ムードを崩さないために曲に合わせて踊る必要性があるのかもしれないが、普通そこまで気にしない)。

ウィルの、恐竜に関する後出し知識が間違っていたり、正解でも裏目に出て彼だけ損をするのが面白い。

全体的に肝心な部分がよく分からなかったりするのだが、地上波TVで放送されるような作品規模で、セットやCGが綺麗なので楽しみどころが色々ある。

物語冒頭とラストシーンの対比が一つ一つ(著作のタイトルを誰が読み上げるかや、握手を拒否するところなど)分かりやすかった。

また、冒頭でインタビュアーがウィルを消火器で撃退するところもよかった。

助手になる学生に「あなたは天才です」と言われた時のウィルの疑うような目つきが、何度も天才と言われて、からかわれていることを暗示していて素晴らしかった。

元の世界に戻るための「装置」を取り戻すために次々と課題を克服していったストーリー性がシンプルであった。

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