あらすじ
オーエンの雇い主一家が自宅を爆破されて殺された。
身の危険を感じたオーエンは、コナーと共にイーサン夫妻に助けを求める。
しかし夫妻宅へ移動中、オーエンは森の中で殺し屋に殺害され、後を託されたコナーは生きて森を出るため、彷徨っているところでハンナと出会った。
登場人物
・ハンナ(森林消防隊員)
・イーサン(保安官)
・アリソン(イーサンの妻、妊娠中)
・コナー(オーエンの息子、父の死ぬ間際に、不正の証拠を託される)
・オーエン(訴訟会計士、コナーの父親)
感想
感動作品。
ハンナ(女性)は、男の職場にいる消防隊員だけあって、ハードボイルドだった。
オーエンの雇い主一家を爆死させた殺し屋の「30分もすれば気づく」というセリフがよく分からなかったが、オーエンが爆発のニュースを見て、逃亡を図ったことで解決した。
また、オーエンがコナーを連れて逃げ出す時の、車中から周囲の人間に怯える演技が見事だった。
森林消防隊員って、森の中でウ〇コすることがあるんだな、トイレないもんな・・・。
ハンナは物語の序盤、1年前のトラウマを引きずっていて、目がどことなく死んでいたが、殺し屋に追われているコナーから「あなたは信用できる人?」と聞かれた時からの、目に生気が戻る演技が素晴らしかった。
アリソンが妊婦なのに強すぎる・・・、怒らせるとやべー人だな。
イーサンが最後にアリソンに言った言葉が全てを悟った一言で感動した。
ハンナとコナー、イーサンとアリソンのペアが、それぞれ火災から生き残ろうとする行動の対比がとても綺麗だった。
ハンナは1年前に救えなかった命をコナーを救うことで乗り越えようとしたのだと思う。
気持ちはよく分かる。