あらすじ
海中に突如として現れたメガロドンに対して、アメリカ海軍・中国艦隊が両軍睨み合いながらも戦いを挑んでいく。
感想
吹き替え版で見たが、声や動作がキビキビしていて軍隊の雰囲気がよく出ていた。
上官の質問にだけ答えて、自分の意見を言うシーンが少なかったところも、上下関係に厳しい軍隊っぽかった。
ハイライトのメガロドンは意外によく描写されており、もっとサイズ感が欲しかったものの、リアルなサイズ感ではあった。
特殊な職業と環境設定だが、細かいところが分からなくとも、メガロドンの艦隊への体当たり等で、とりあえず話にはついていってる気になれる作品。
また、第三次世界大戦に発展するかもしれないという大きすぎるテーマが作品に常に緊張感を与えていた(アメリカ映画の凄いところは、中国やロシアを平然と敵国と表現できるところ、日本だとK国とかT国等でごまかすか、上映禁止になりそう・・・)。
最初はメガロドン・アメリカ海軍・中国艦隊の三つ巴のような構図から、最後はアメリカ・中国連合軍対メガロドンの構図に移行して、分かりやすい構図であった。
小型メガロドン2匹が1匹の巨大メガロドンの周囲を守っていたのが、犬の習性を取り入れた発想らしく、新鮮だった。
中国艦隊艦長が捕虜になったときの事情聴取で、中国の機密事項を指摘された時、秘密を漏らした中国人捕虜(博士)を睨んだのが良かった。