あらすじ

恋人のケーリー・グラントから、ドイツに武器を提供している男を探るように頼まれたイングリッド・バーグマンが、スパイ活動に飲み込まれてゆく物語。

感想

映画「白い恐怖」の早口バーグマンが他作品ではどうかを見たかった。

バーグマンは、通常話す時は少し早口だが、ゆっくりも話せる。

バーグマン、愛を語るときはゆっくり緩やかに話し、気のない男と話す時は最初は少し早口だった。

浮気の話になった直後に、馬の話をする時はケンカ腰。

また、直後に来た男には少し感情的な早口になるなど、感情の流れが実に自然。

バーグマンがスパイ活動している相手から「求婚された」というやり取りがあった時のバーグマンとグラントの会話の話し方が、意地を張り合う子どものケンカみたいだった。

パーティーの最中、目をあちこち見やりながら、何気ない話をする中に、情報のやり取りをするところが面白かった。

椅子に横並びで、お互い相手の顔を見ずに話をしていたのが、間接的に人目を気にしていて面白かった。

バーグマンとグラントが会ったとき、バーグマンが不機嫌だったため、最初は気遣っていたグラントも徐々に不機嫌になったのも、感情の流れが綺麗だった。

バーグマンの浮気の告白以降、気のない感じだったグラントが、最後に敵のアジトに乗り込んで一生懸命助け出そうとしたシーンが、ラストの一発逆転ホームランみたいで、スカッとした。

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投稿者

Eiganoyakata

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